時事ネタに絡めた歴史の話をショートストーリー使って語ります。時々旅行の話も。
2019-04-29T20:13:00+09:00 2019-04-29T11:13:37Z
SS 中世
安徳天皇都落ち 1183年 平宗盛(清盛の三男)>「帝、都は木曾義仲が攻めてきて危のうございます。我等とともに落ち延びましょう」 安徳>(数え年6歳、満4歳)「わかった、危ないなら逃げるよ!」 宗盛>「帝が行かれるのだから三種の神器も帯同するように」 女官>「はい」 ...
2019-04-27T20:16:00+09:00 2019-04-27T11:16:39Z
SS 原始~古代
冷泉天皇の暴挙 冷泉>(夢の中)「八尺瓊勾玉の箱を開けなさい? わかった、ちょっと開けてみる」 冷泉>「あ~よく寝た。なんか変な夢見たな」 冷泉>「確か箱を開けろって。…この箱のことか?」(勾玉の宝櫃を取り出す) 冷泉>「今まで開けたことなかったけど開けろって言われたし...
2019-04-25T19:57:00+09:00 2019-04-25T10:57:57Z
ようやく三種の神器を巡る受難に関して。 新羅の僧の暴挙 飛鳥時代(天智天皇の御代) 新羅(朝鮮)から来た僧・道行>「素晴らしい剣だ。新羅に持って帰ろう」 クサナギ>「おい、やめろ」 道行>「剣が喋った…? まさかな」 伊勢にて。 道行>「ここまで来れば大丈夫」 ...
2019-04-23T20:00:00+09:00 2019-04-23T11:00:17Z
草薙神剣(クサナギノミツルギ) 剣に関しては呼び名や表記が他にもあるが熱田神宮の呼び名を採用した。 スサノオ>「アマテラス姉上に怒られて高天原を追放されちゃったよ。あーあ、さすがにやりすぎたわ」 スサノオ>「とりあえず降りるか。出雲? まあいいや」 出雲の国にて ス...
2019-04-20T20:02:00+09:00 2019-04-20T11:03:13Z
SS 原始~古代 歴史総論
数日前のニュースで天皇皇后両陛下が伊勢神宮を参拝され、親閲の儀を行われたと伝えられた。 「中央は神様の通り道」と言われていたような気もする宇治橋の真ん中を御料車で通っていかれるのも驚いたし(未だ現人神であらせられるのか、自分の先祖なんでまあいいということになるのか、謎すぎる)そ...
2019-04-18T20:36:00+09:00 2019-04-18T11:36:39Z
SS 現代
逃亡から4度目の脱獄 終戦まで身をひそめるが終戦後野荒らし警戒中の青年と出会い、逆に相手を殺害してしまう。3日後に逮捕。正当防衛を主張したが札幌高裁で 死刑判決 が下される。もちろん即座に脱獄を決意。今度は4人が二組で監視するという厳戒態勢が敷かれたが結局1947年札幌刑務所を...
2019-04-17T11:20:00+09:00 2019-04-19T08:00:15Z
処遇の訴えから3度目の脱獄 その後行方は知れなかったが3か月後に小菅刑務所官舎に小林良蔵を訪ねてくる。 (白鳥は依然短期間服役していた小菅刑務所の待遇には納得していた。少なくとも脱獄を企てない程度には)小林は小菅にいた頃の白鳥をまともに扱った看守だった。 当初は農家の納屋に...
2019-04-15T21:23:00+09:00 2019-04-19T07:55:12Z
前回 明治の脱獄王について取り上げたのでせっかくなのでもう一人の脱獄王についても取り上げておきたい。 昭和に活躍した(?)脱獄王、白鳥由栄である。 それにしても犯罪者なのに体制に刃向かった英雄のように見えてしまうのはなぜだろう。 白鳥由栄(1907-1979) 最初の犯...
2019-04-13T22:23:00+09:00 2019-04-14T11:22:48Z
近代 旅行
この前 明治村 に行ってきたのだが帰って写真を見返していると金沢監獄跡で撮った写真が異様に多いのに気が付いた。余程気に入ったらしい。 せっかくなのでこの頃の監獄とそこから何度も逃げたとんでもない脱獄犯について書いてみたい。 明治村の監獄の一室(人形つき) 明治時代の監...
2019-04-11T21:46:00+09:00 2019-04-11T14:58:53Z
現代
昨日が天皇陛下ご成婚60周年ということで各局で両陛下の特集が組まれていた。 そこでご夫妻は皇太子時代に何度か襲撃を受けられていて苦難も多い60年だったと。 少なくともここ最近は聞かないような事件だ。 なぜそんなことが起こったのか。今上天皇を襲撃した事件を少し考えてみたいと思...
2019-04-10T06:46:00+09:00 2019-04-09T21:46:14Z
近代
5年後に発行される新札の肖像画に津田梅子が選ばれた。 まさか彼女も死後90年も経ってこのような形で注目される日が来るとは思わなかっただろうが、前回は発行の2年前の発表だったのに今回は5年も前に発表されたのは内閣の人気取りじゃないかと勘繰ってしまいたくなる。特に今回出てきた麻生副...
2019-04-08T01:10:00+09:00 2019-04-08T08:55:43Z
統一地方選の前半戦が終わった。 今回も順調に投票率は低く推移しているようだ。 確かに誰か一人が選挙に行かなかったからと言って大勢が変わることはない。政治に無関心な人たちはみんなそう考えているだろう。 それにしても地方議会議員選挙に至っては地域によっては投票率が20%台の所す...
2019-04-06T17:31:00+09:00 2019-04-06T08:31:06Z
前回は母屋までの解説で終わってしまったので今回は通常の農家では見られない輪中特有の建造物である水屋を見ていきたい。 緊急避難所 水屋 江戸時代は年貢の取り立てはしてもなかなか農民のために行政が動くことはなかった時代だ。 今ならネットで「藩主消えろ」「家老全員終了のお知らせ...
2019-04-03T16:20:00+09:00 2019-04-04T01:23:40Z
輪中、これは「わじゅう」と読む。 川の中洲の土地に堤防を築き、人々が移り住んだ場所をそう呼んだ。古くは鎌倉時代の文献にその言葉が見られるという。 愛知・岐阜・三重の三県にまたがる木曽三川に多く輪中集落が作られたのだが、今回 木曽三川公園 に行ってきたのでそこにあった輪中の農家...
2019-04-01T15:40:00+09:00 2019-04-02T00:02:06Z
原始~古代
新元号が発表されたが万葉集から選ばれた元号は史上初だそうだ。 今までは中国の古典から選ぶことが多かったそうだがきっとそれがもう大昔からの習わしだったのだろう。 それをやめたのはある意味すごいが万葉集という政治や歴史の書物ではなく歌集から選ばれたというのも今の時代を反映している...