安倍晴明ゆかりの地巡り②

前回の投稿が安倍晴明の魅力を語りすぎて終わってしまった笑 なので今回から紹介記事に入ります!

  晴明神社 
入り口である一の鳥居から。
扁額には五芒星が掲げられている。晴明桔梗紋とも呼ばれる。安倍家の家紋だったそうだ。
でも安倍家から繋がっている土御門家の家紋は蝶らしい。どこで変わったんだろう。
初めて来たのは15年くらい前だったけど、その頃と比べるとずいぶん立派になった。やっぱり漫画や映画になってからのブームはすごい。
晴明公もまさか千年後にこんなに脚光を浴びるとは思ってなかったに違いない。

旧一条戻橋(いちじょうもどりばし)
浄蔵という僧がこの橋で父の葬儀と出くわし、嘆き悲しみ祈念したところ文字通り死者があの世から戻ってきたことからそう呼ばれるそうだ。
晴明が式神を隠した場所として名高い。
ちなみに同じ堀川に架かっている橋でも二条通りは二条橋というらしいのでこの橋がいかに特別であるかがわかる。

旧戻橋の左側にに置かれている式神。
ちなみに同じと思われる式神のストラップお守りもあった。
もうこれは買うしかない笑
このお守りの裏に晴明公の御神像のそばに仕える式神を具現したものと書かれていたので式神像もきっと同じものだろう。
ニノ鳥居。こちらの扁額には晴明社の文字。

本殿向かって左に晴明公の像。これもきっと御神像を元にしたんだろう。

向かって右は厄除桃。古来から桃は陰陽道で魔除け厄除けの果物とされてきたとのこと。皆に撫でられてテカテカになっている。わたしもガッツリ撫でておいた。
厄除桃のすぐ隣に稲荷社があった。晴明公は稲荷神の分霊との言い伝えからここに遷座されたそう。
母親が神狐だと言われてるだけになんか納得がいく。

南側の塀には晴明にまつわる数々の逸話がイラスト付きで紹介されている。初めて来たときは確か、この辺りに社務所があった。ここで買った丸いみずかがみ守りのペンダントをものすごい大事にしていて学校にもつけていったのが今ではいい思い出笑
ちなみに今のみずかがみ守りは五角形になっていた。

晴明井。五芒星の中央から水が湧き出ている。晴明公が念力により湧出させたそうだ。すごい。

最後に御朱印について。
今は御朱印帳に直接書いてもらうのではなく特製クリアファイルに入ったものを500円で販売している。なので5年前に行ったときの御朱印。
このときは文字も全てスタンプだった。

晴明神社の場所は以前千利休の邸宅のあった場所でもあるらしい。じゃあそのときの晴明神社はどうなってたんだろう。そしてそれでも続いてきた晴明神社は、すごい。

晴明神社以外の場所についてははまた今度書きます!

安倍晴明は面白い。
だが、安倍晴明を祀らねばならなかった人々の心もまた、面白い。

(サイト上の表記において「晴明」と「晴明公」が混在しています。これはわたしの勝手な書き方ではありますが人として平安時代を伝説とともに生きた安倍晴明→「晴明」、死後神として祭り上げられた安倍晴明→「晴明公」としました。わかりにくくてすみません)

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