雑誌付録レビュー 和樂2019年4·5月号

普段雑誌の付録レビューを見て気に入った雑誌をよく買うんだけど今回買おうと思った和樂はレビューが書かれているサイトが見つからなかった。なので今回は自分で書いてみます!

今回はわたしの好きな空海にゆかりの深い東寺がモチーフになった付録なのでいろいろ好きに書いていきたいです😆

【和樂について】
毎月奇数月1日発売。今回購入した2019年4·5月号は税込で1500円。
今号は寺社や仏像が特集されていたが主に美術品などを多く紹介している雑誌。
公式サイトはこちら
今号の付録は両界曼荼羅の御朱印帳立体曼荼羅のクリアフォルダー

IMG_20190322_193356
まずは表紙と1つめの付録の両界曼荼羅御朱印帳。

IMG_20190322_193450
もう1つの付録のクリアフォルダーは雑誌の中に貼り付けられてた。写真は大威徳明王騎牛像。撮影は写真家の立木義浩さん。

IMG_20190322_193600
剥がしたら同じ写真が印刷されてた笑

IMG_20190322_193632
裏面。軍荼利明王立像。こちらも後光がすごい。
照明の使い方もさすがだがやっぱりプロの写真は迫力がすごい。明王の憤怒の相がまるでそこにいるかのような臨場感を感じさせる。
どちらも東寺の立体曼荼羅の仏像。


立体曼荼羅とは空海が通常は絵として平面で描かれる曼荼羅をよりわかりやすく感じさせるため、仏像を使って立体的にしたもの。仏教を感覚的に捉えようとした真言宗の精神がよく表れていると思う。
空海が入定した高野山にはこの立体曼荼羅を仏像ではなく建物で表現した場所もある。それが壇上伽藍。どっちもスケールがスゴい。


IMG_20190322_193737
開いたところ。
見にくいけど両側に透明なポケットがある。

クリアフォルダーとしては普通の作り。サイズは約15.5×22cmくらいなのでA5。開くとA4サイズになるので二つ折りにしてよければA4も入るが、個人的にはA4がよかった。

続いて御朱印帳。
IMG_20190322_194602
こちらが表紙。
両界曼荼羅のうち胎蔵曼荼羅。
サイズは約縦17.5×横12.5cm。厚みは0.8cmくらい。

IMG_20190322_194521
裏表紙の金剛界曼荼羅。
両面とも色はかなり忠実に再現されている感じで綺麗。
ただ、表紙の紙の厚さは普通の厚紙とあまり変わらないと思う。付録だから仕方ないけど普通の御朱印帳を使い慣れているとちょっと物足りない。

IMG_20190322_194344
横面。背の部分。見てもらうとわかるようによくある両開きの御朱印帳と異なり糸綴じで製本されており、胎蔵曼荼羅を上にして向かって右側が綴じられている。

IMG_20190322_194423
見返し。グレーの薄い紙が使用されている。

IMG_20190322_194630
糸が見える。
中に使われているのは墨のノリがよく、にじみや裏抜けが少ない上質紙で和綴じ風の「コデックス装」という製本技術だと本誌に書かれていた。

実際に御朱印を頂けるページは46ページあった。

今回残念だったのがクリアフォルダーがA4じゃなかったことと御朱印帳の表紙が厚紙くらいの厚さしかなく、糸綴じだったことだ。
クリアフォルダーは写真も見事だったし既製品と同等といっていいと思うが(実際売ってたら買うだろう)御朱印帳は糸綴じの物自体を見かけたことがなかったので既製品レベルまではいかないと思う。
でも本誌に仏像の写真も多くあり、(ここで書いていいのかわからないので書けないけど)内容も面白かったので買って損はなかった。また同じような特集が組まれていたら購入したいと思う。

この雑誌もたまたまネットで見つけて近所の書店に行ったら置いてなかったので今回はネットで購入した。そこでも残り2冊だったし、もしかしたらもう品薄なのかもしれないので欲しい方は早めの購入がおすすめ。





※レビューは個人の感想です。買ってみて実際と違うと感じることもあるかと思いますがご了承くださいm(_ _)m

0 件のコメント :

コメントを投稿